PROFILE

プロフィール

岡村靖幸×斉藤和義によるユニット。
2023年末に結成を発表。ソロアーティストとして30年以上それぞれの道を歩んできた
個性あふれる2人が紡ぐ新たな音楽に期待が集まる。
2024年1月17日「I miss your fire」のデジタルリリースを皮切りに5か月連続リリースが決定。
同日には期間限定のオフィシャルファンクラブ「OK CLUB」を発足。
5月16日の仙台から全国8箇所12公演のツアーが決定している。

YASUYUKI
OKAMURA

岡村靖幸

1965年生まれ。
音楽家。

KAZUYOSHI
SAITO

斉藤和義

1966年生まれ。
ミュージシャン。

INTRODUCTION

イントロダクション

岡村靖幸と斉藤和義、お互いにソロアーティストとして30年以上に渡り独自のスタイルを歩み続けてきた二人が、「岡村和義」として新ユニットを結成。さらに2024年5月から全国8都市12公演のツアーを発表した。

岡村靖幸は2003年に電気グルーヴの石野卓球と結成したユニット「岡村と卓球」以来2度目のユニット結成となる。近年は、坂本龍一、小出祐介(Base Ball Bear)、DAOKO、KICK THE CAN CREW、RHYMESTER、椎名林檎、松任谷由実などと、コラボ、リミックス、フィーチャリングなどのかたちで、他者との交流を積極的に進めてきた。
斉藤和義は中村達也とのユニット「MANNISH BOYS」を2011年に結成した以降、2018年には寺岡呼人・奥田民生・浜崎貴司・YO-KING・トータス松本と共に「カーリングシトーンズ」を結成するなど、近年では自身の活動に加えて他ミュージシャンとの活動も精力的におこなっている。

岡村と斉藤の邂逅は2013年3月10日に開催された坂本龍一氏がオーガナイザーを務めた「NO NUKES」だった。当時はバックヤードで軽く挨拶した程度で、会話を交わしたりなどはなかったようだが、その後共通の友人を介して食事に出かけたりと、距離を近づけていった。
お互いにマルチプレイヤー・即興セッション好きということもあり、飲みの席では店にある楽器を使って演奏したりと、まさに音を楽しむ空間・時間を共有していたようだ。
その雰囲気を体感できたのは2018年11月8日に斉藤が開催した「西日本豪雨復興支援チャリティコンサート〜空に星が綺麗プロジェクト〜斉藤和義with Friends」に岡村が出演した際にステージ上でおこなわれた岡村と斉藤2人だけの即興セッションだった。音で語り合う2人の姿・熱量には今後を期待させる何かを感じ取るには十分だったし、2人の立ち姿の親和性に気持ちが高まったファンも多かったのではないだろうか。
さらに結成のきっかけの大きな要因となったのは2020年1月に放送されたラジオ番組「岡村靖幸のカモンエブリバディ」(NHK-FM)への斉藤の出演だった。番組は収録中に1曲新曲を作ってしまおうという、並のミュージシャンでは難しい、瞬発力・突破力が必要とされるなかなかの無茶振り企画だったが、2人で掛け合いで歌詞を考え、即興セッションでメロディをつけ、2人の歌詞・音楽の世界観が融合された「春、白濁」という楽曲を誕生させ、大きな反響を得た。
その後、2人の制作意欲がどのように高まり、蜜月を過ごしているのか、想像し楽しみにしなかったファンはいなかっただろう。

今回のユニット結成の報せはそんなファンには満を持しての吉報となったかと思われるが、同時に発表された全国ツアー開催の報せには、楽曲など何も無い状態でツアー開催?と困惑してもいるのではないだろうか。
だがそこは是非安心して欲しい。どうやら岡村和義の2人はこのツアーを彩るべく、新曲を鋭意制作中であるとのこと。
異なる個性を持った2人のシンガーソングライターが作り出す新たな音楽を、是非期待してお待ちいただきたい。